二条城展

二条城展二条城は江戸幕府の始まりと終焉の場所でもあり、江戸時代に徳川家康が建てた城ですが、それは京都御所の守護と上洛時の宿舎としての目的を持ったものと言われています。1603年の当時とは城の形も異なっており、当時の建造物は二の丸御殿と天守部分となっていました。その後に徳川家光が改修を行い本丸御殿と天守閣を作り現在の形となったようです。家康が建てた二の丸御殿は桃山文化を代表する武家風書院作り、狩野探幽の襖絵や格天井が見事です。一方家光が増築した本丸部分には、元々本丸御殿や五層の天守閣がありましたが、二条城は何度も火事にみまわれ焼失してしまったものも多いと聞きます。現在の二条城といえば桜が有名ですが、桜以外にも四季の花が楽しめ、梅林やツツジをはじめ秋には美しい紅葉を楽しむこともできます。つい先日も江戸東京博物館で二条城展が行われ、二の丸御殿大広間の「松鷹図」などが展示されていました。そのほかにも二条城が所蔵する障壁画を東京に運び、日本画の歴史として最大の画派と呼ばれる「狩野派」の障壁画も展示されていました。多くの二条城の障壁画が一度に京都以外で公開されるのは初めてであったようです。城好きの私としてはとても楽しめた展示会でありました。

 

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